【Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017】世界をローポリにしてやろうか!
かずまです。 今日は「Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017」の12日目の記事になります。
昨日の記事
オノッチさんのCharacter Particle!でした。
肝試しとかに使えそうで、夏にピッタリ!?(ホラー…!)
今回書くもの
さて今日は「世界をローポリにしてやろうか!」というタイトルで書いてきます。
今回メインで紹介するアセットは
このアセットになります。 お手頃価格で購入できますね!
ローポリのアセットって結構あるのですが、雰囲気に合わせたりするのが難しかったりします。 あとは通常のゲームを作ってて途中でローポリにしたい!そんな場面もあると思います。
そこでこのアセットです! モデルは準備する必要がありますが、それをローポリに変換してくれるEditor拡張のアセットです。
導入
インストールすると次のようになっています。
Editor拡張でwindow/VaccumShardersにビルドするためのEditorが入っているのでそこを開いてみます。
試して見る
とりあえずサンプルでSphereをSceneでローポリに変換してみます。
Sphereを指定して、今回は何も設定せずにGenerateしてみます。
すごく簡単にできました。 MeshもSharderはデフォルトのを使わずに独自で新たに作っています。 今回はrestoreしないにはチェックを入れていないので、Project内にMesh、Material、Prefabを作ります。
名前も自由に決められます。
できるMeshの頂点数
デフォルトのSphereは以下のようになっています。
頂点数 : 515, ポリゴン数 768 ですが、これを変換すると以下のようになります。
頂点数 : 2304, ポリゴン数 768 頂点数はかなり多くなっちゃいましたが、ポリゴン数は変わらず生成できました。
ちょっとAsset Storeにあるものをコンバートしてみる!
よく観るこのアセットです。
これをほいっと!やってみます。
若干テクスチャが変わっちゃう感じしますが、雰囲気が全く変わりますね。 これはいい感じっぽいです。」
Blenderで作ったモデルに適用してみる
適当に10分ほどで作ったモデルなので適当です。 これをコンバートしてみます。
こんなに子のオブジェクトになっているのですが、大丈夫なのでしょうか? …親を指定すればすべて変換されます!
Materialのカラーだと白色になる
Textureで色付けされていればコンバートがうまくいくのですが、マテリアルの色は引き継がれないようです。 手動で入れてあげればこんな感じになりました。
木のマテリアルは1つのオブジェクトで2つのマテリアルを使っていたため、コンバートした時に消えちゃいました。 残念。まぁそんな設計しなければいけるのですが。
ちょっと寄り道
いい感じになってきたので海もつけたいですね。 そこで、
これを使います! アニメーションもついていて、オブジェクトに接触する部分は水しぶきが発生します。 結構すごい。
ローポリすごーい!
まとめ
今回はローポリにしてしまうアセットを使ってみました。 これが使えればモデルを作るときにローポリで作らなくても良さそうな感じです。
明日!
明日の「Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017」担当は Limes@XRDeveloperさんで「Set Pass Callを劇的に減らす「Mesh Baker」の使い方と、いくつかのモデルをHoloLensで表示した動作結果」です! Hololens!Mesh Backer!気になるものばかり!お楽しみに!
おさらい
今日使ったアセットをまとめました。